TEACのスピーカーをウーファー化!

今回は半分番外編的な要素です。
そもそもの発端はこれ。自分の不注意により、愛用のTEACのスピーカーについてきたユニット
(詳細不明のφ10cm)のセンターキャップをへこましてしまいました(; ;)
なにもしないで捨ててしまうことなんか絶対できないので、「こうなりゃどうにでもなれ!!」的な考えで
このユニットをウーファー化してしまうことを思いつきました^^;
エッジもへこんでいますが、このユニットはゴム製エッジなのでほっとけば直るでしょう爆
めちゃくちゃやわらかいんですよ〜
後日談:本当にほっといたらなおりました笑


とりあえず、へこんでいる部分は気に食わない&ウーファーにするので取り除いてしまいます。
そのために用意したのがこいつ、田宮のアクリル塗料用の溶剤X-20です。
こいつでコーンとセンターキャップをくっつけている接着剤を溶かします。
ちょうどいいことにこのスピーカーは非紙のコーンと、紙センターキャップの組み合わせなので、
とても簡単にできます。紙コーンだと紙がよれよれになりかねないです。


こんな感じで注射器を使ってちびちびX-20をさしていきます。
さすがに流しすぎはまずいので、しみこんでぬれる程度にとどめます。
十分にしみこんだらちょっとまってからピンセットなどでぐりぐり動かします。
このとき力を入れすぎてボイスコイルをいためるようなことが無いようにします。
(というかへこんだ事故の時点でもうやばいかも^^;)


ではずすとこんな感じです。って!!!!!!
コイル周辺が銅製ではないですかっっっ!!!!!
この辺の部品は銅を使うことで、高域でのインピーダンス上昇を抑えられるそうで、
高級なものにはついているという話でしたがこいつにもついていたなんて…
みなおしました笑 でもこのユニットがついていた箱には電解コンデンサがはいってて、
直流カットしてありました。ウーファー側(こいつ)にもです。ありえませんよね?
ケーブルも極細品でした…せっかくのユニットが性能発揮し切れてないです。
まぁ中の配線はそっこう交換したんですがね笑
ケーブルの交換、ウーファー側のコンデンサ撤去、ツィーターのコンデンサの定数変更を
行った結果かなりいい感じになりました。(過去の話)みなさんもお試しあれ〜


さて関係ない話にいってしまいましたがもどります。^^;
とりあえずはずした状態で音を出してみます。
センターキャップがあるものと比べると低音が感じられません…
どうやらセンターキャップが無いことで、コイル側に空気が流れ込んでしまうようです。
そのせいで押し出す空気が減ってしまっているみたいです。
なので自作のキャップを取り付けることにしました。
ちなみにこの写真↑はft=80HzのLPFを通した音楽信号を再生している瞬間です。
コイルの中心部はぶれてないけど周りはぶれてるでしょ?
これぐらいはげしく動いてくれます笑 なんか可動域が1cmくらいありそうですよ。

続く……



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