NEC VC-BS770

全体がシャンパンゴールドでゴージャス感むんむんのデッキです。
定価は17万くらいだったと思います。
その値段だけあってPinPとかの機能もあってとてもとてもよさげです。
症状は表示にALERTと出て電源が切れてしまうというものです。


開腹〜。ちょっとがっかり。なにがって こんなでかい基板ちゅうぶらりんかよ と^^;
はっきり言ってとてもばらしにくかったです。というか「どうやって組み立てたの?」
ってぐらいケーブルが短くてコネクタをはずすのに苦労しました。


デッキ裏から。こっちは表とは違ってメカに直接アクセスでき、とてもいいです。
それほど回路には自身があるということなのか??
びっくりしたのはコッグベルト(ギザギザなの)を使っていることです。
このベルトを使っているとメカのスリップが起こら無いので長寿の秘訣となっています。


表の基板をめくったところ。この状態にするためにも何本かケーブル抜いています。
けっこうパッチが目に付きます。


でもオーディオ回路部にはオーディオ用電解コンデンサなんかを使っていたりと結構気合はいっています。
(下の方の赤紫のとか。でもこれがよく吹くんだな…)
あとこの写真の右の方に写っているシールド基板内のチップ電解コンデンサが死んでいましたので、
全数交換することになりました、、、シールドはずし面倒でした。


お決まりといっていいほどのスイッチング電源ですが、
やっぱり電解コンデンサーが死んでいますので全数交換しました。
(あれっ今この写真見てて思ったけどほんとにスイッチングだっけかな^^;)
が、けっこう特殊な容量のが多くていくつか並列つなぎにして近くしています。

以上で修理終了にして少し使っていましたが、またALART表示が出るようになってしまいました。
おそらくスイッチング電源で並列にしたコンデンサなんかがよくなかったのだと思われます。
使えてた間もいまいち画像が安定しませんでした。
定価が高いから一度はきれいな絵を見てみたいなぁと思いつつ二度目に修理はまだできず…



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