先日、Youtubeを見ていたらFDMタイプの3Dプリンタで枕木をプリントしてポイントを自作している人を見つけました。

他にも、去年のJAMで一緒に展示したフジガヤさんもHOユニトラックをFDMタイプのプリンタで自作道床を作られていたのでできるとは思ってたのですが、フレキの枕木レベルで作れるとは思っていなかったのでちょっと衝撃を受けました。

そんなわけで、以前からできるかなぁどうしたらいいかなぁ、と思っていた自作道床を自分でも作ってみることにしました。

出来上がったのがこちら。去年のJAM以降でプリンタをbambulab P1Sに新調したこともあり、サポートを非常に使いやすくなったということもあり、ほぼ市販品のHOユニトラックと同様の構造で作れました。現状では普段から利用しているPETGでプリントしていますが強度は十分そうです。というかPETGで十分な強度になるように設計しています。フジガヤさんと同様、Pトレ向けに市販されているR370よりも小さいカーブレールが欲しくなったので、R310を作ってみました。
枕木部分とバラスト部分は塗り分けではなく別色のフィラメントでプリント段階で色分けされています。

そこから試作を繰り返し、枕木表面は同心プリントに、バラスト部分はヒルベルトプリントにすることでちょっと見た目を良くしてみました。それに加えてユニジョイナーをできるだけ減らすためにレールを45°仕様にしました。ユニジョイナー分まで考えると実はS246のレール単価が一番やすいのですが、外側のレールが250mmなのでギリギリ長さが足りずKATOのHOフレキから抜いて適宜切断して使っています。KATOのレールの高さはNと変わりませんが断面形状が違うのでHO用を使います。

寸法をほとんどオリジナルのHOユニトラックに揃えたのでちょい脚もそのまま利用できます。

パラメータで枕木の本数や配置も自動的に可変できるようにデータを作ったのでいろんな半径・角度を生成できるようになりました。コレまで微妙につなぎにくいなぁ、と思っていた部分とかにどんどん活用できそうでワクワクしています。

さて、試作もだいぶ固まってどんどん作るぞ!となったのですがP1Sが死んでしまったのでしばらくプリントができなくなってしまいました。はやくプリントしたい…

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